【肩甲骨】について②

2021年08月24日

こんにちは!こころ鍼灸整骨院の前野です!

コロナでどこへも行けないので、休日はふるさと納税で頂いたカツオのたたきを肴に、芋焼酎飲みながら高校野球を観て過ごしています!

高校から柔道を始め柔道整復師を志しましたが、実は小中と野球をしてました!

ちゃっかり小6の時、奈良県代表として4番エース副キャプテンで全国大会にも出場しています!

今思えば、あの時が最も輝いてた気がします。

来月で31もう一花咲かせたいです!

 

本日も前回に続き【肩甲骨】についてお伝えします!

前回は肩や腕の運動に【肩甲骨】の動きが必ず伴うこと(肩甲上腕リズム)【肩甲骨】の動きが悪いと、スポーツ障害や五十肩等の原因となることをお伝えしましたが、今回は【肩甲骨】と姿勢について考えていきます!

身体の真ん中に背骨があり、背骨の中央にゴジラの背中のような棘突起と呼ばれるものがあります。その棘突起から【肩甲骨】の内側までの距離が成人男性で約7cm成人女性で約56cmだと言われています。

 

よく「猫背なんです」と問診の際にお聞きしますが、猫背とは胸椎が過度に後弯する姿勢、つまり背中が丸くなっていることをいいますが、実際診させてもらうと猫背ではなく【肩甲骨】が過度に背骨の棘突起から離れている方が多いと感じます。

【肩甲骨】と棘突起の距離が正常よりも離れている状態を肩甲骨外転位といい、不良姿勢の一つと評価できます。

僕はよくミラノ風のように「猫背風」と言っています。

 

猫背風(肩甲骨外転位)になると、肘が外側を向き、上腕骨が内旋、つまり手の甲が正面を向くように見えるのが特徴となります。

では実際の治療法、改善方ですが、まずこれを見てください。

これは【肩甲骨】が動く際の筋肉貢献度ランキングです。

 

挙上・  1位僧帽筋(上部) 2位肩甲挙筋

下制・  1位僧帽筋(下部) 2位前鋸筋

外転・  1位前鋸筋     2位小胸筋

内転・  1位僧帽筋(中部) 2位大菱形筋 

上方回旋・1位僧帽筋     2位前鋸筋

下方回旋・1位大菱形筋    2位小菱形筋

 

プロならこれでもう答えがわかるはずです。

【肩甲骨】を外転方向に持っていく前鋸筋や小胸筋は柔らかくすること【肩甲骨】を内転方向(背骨に近づける)に持っていく僧帽筋中部線維、大小菱形筋は強くすること(鍛えること)

これが猫背風を治す方法かなと思います!

 

よくYouTubeやテレビなどで取り上げられる「肩甲骨はがし」ですが、肩こりや【肩甲骨】の動きの改善、スポーツ選手の怪我予防やパフォーマンス向上には大変有効で、僕もよく行う施術であり、実際患者様からも人気があります。

しかし「肩甲骨はがし」で僧帽筋(中部)や菱形筋を過度に緩めすぎると、肩甲骨外転を助長させ、より猫背風が強くなってしまいます。

 

もし他院で「肩甲骨はがし」を受けられている方がご覧であれば、同時に僧帽筋や菱形筋のトレーニングを伝えられ、前鋸筋や小胸筋の施術までされる先生でしたら、信頼できる治療院なのかなと思います!

今回もリクエストの多い【肩甲骨】についてお伝えしました!

何か知りたい症状やお身体のことがありましたら、ぜひスタッフへお声かけお願いいたします‼︎

 

 

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柔道整復師・宮原洋平 監修

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