【超音波】による温熱療法について
2021年06月26日
こんにちは！こころ鍼灸整骨院の金村です！
本日は、当院で使用している【超音波】治療器について書かせて頂きます！
さっそくですが、皆さんは【超音波】治療器と言われるとどのような症状の方に使用されると思いますか？
おそらく多くの方は、捻挫等の関節のケガや骨折をした際の治りを早める為に使うものと考えているのではと思います。
実際そのような症状に対してもとても有効な治療器ですので間違いでは無いのですが、もっと幅広い症状に対応しています！
具体的には多くの方が悩んでいる肩の痛みや腰痛等に対して効果があります！
今回書かせて頂く内容もこのようなお悩みに対しての効果についてとなっております！
【超音波】治療は大まかに温熱療法と非温熱療法の二つに分けて使われます！
その中でも今回は温熱療法について重点的にご説明させて頂きます！
超音波はエネルギー変換熱という、短波は電磁波を音波は音の振動をエネルギーとして温熱を行います！
超音波以外のエネルギー変換熱は
ラジオ波療法
超短波療法
極短波療法
などがあります！
ほとんどの温熱療法が、身体表層から1cm以下の組織までしか刺激できないですが、【超音波】治療器を含むエネルギー変換熱を用いた温熱療法は1cm以上深いところに刺激を与えることが可能です！
患部に音の振動を与えることで組織を動かして温度を上げることで様々な効果が得られます！
周波数を変えることで、最大6cm程度までは到達させることが出来ます！
そして、こちらを読んで頂いている患者様にとって一番気になる温熱療法による効果ですが、以下の効果が挙げられます！
・疼痛コントロール
・筋スパズムの軽減
・瘢痕組織などの改善
・関節可動域の増大
・軟部組織伸張性の増大
・筋硬結の軽減
少しわかりやすく説明すると、
痛みを軽減する・筋肉の硬さや張りを軽減する・関節の可動域を広げる
といった効果が見込めます！
更に、体内金属が入っている場合にも【超音波】治療を行うことが可能となっております！
この記事を書いている僕も、腕にプレートが2枚入っていて手首や腕の動きが制限されたり痛みがあったりしています。
なかなか手で診る治療のみで改善させることが難しいのですが、【超音波】治療器を使用することで動きや痛みを改善させることが出来ています！
手だけで良い成果が得られなかったり、そもそも触ることが難しい部位の痛みに対してアプローチ出来るのが【超音波】治療器の最大のメリットだと思います！
僕が【超音波】治療器を使用して診させて頂いた方も、ほとんどの方が痛みの緩和や動きの悪かった関節の可動域の変化を実感して頂いております！
今気になる症状がありなかなか改善されない方に是非受けて頂きたい治療です！
気になる方は一度スタッフにご相談ください！
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柔道整復師・鍼灸師 宮原洋平 監修
