【腰痛】について②
2021年06月20日
こんにちは‼︎こころ鍼灸整骨院の前野です。
本日も先週に続き【腰痛】についてお伝えします。
僕が専門学校2年生の時『臨床応用』という学生に不人気な授業があり、生徒から凄く嫌われていたクセの強い、でも高名な50代の先生がいました。
授業はほとんど自分の過去の話で、とにかく口が悪い。
でも僕はこの先生と先生の授業がたまらなく好きでした。
「腰痛の9割以上は温めていい」
「自信が無ければ教科書通りにしたらいい」
当院はぎっくり腰の方であっても、腫れや熱が無ければ温熱治療を行います。
【腰痛】の対処法として、コルセットはなるべく着けないよう、湿布よりも貼るカイロを指導します。
他院で違う説明を受けたことがある方も、是非参考にされてみてくださいね。
また【腰痛】を含め他の関節痛も同様に、お身体に何らかの疼痛をお持ちの方のほとんどに認められることは
・拘縮(可動域制限)
・筋力低下(筋萎縮を含む)
・不良姿勢(猫背、反り腰等)この3つです。
よって、僕らが【腰痛】を診ていくうえでの基本的な考えとしては
・拘縮の改善(可動域拡大)
・筋力強化
・姿勢をよくする
これらが【腰痛】の治療法だといえます。
「前は仰向けで寝れなかったが、今は寝れるようになった」
「痛みで中止していたゴルフが再開できた」
「最近、痛み止めを服用する機会が減った」など、疼痛の改善や、日常生活の充実のお役に立てることができれば、それは治療効果と言えると思います。
また【腰痛】と背骨・骨盤は大きく関係しています。
背骨・骨盤は上から順に頚椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨からなり、横から観察すると緩いS字カーブの形状をしています。
腰椎は生理的前弯というある程度の反りがあるのですが、この前弯が過度になっている状態を反り腰と表現でき、個人的にかなり多くの方が反り腰になっていると感じます。
また脊柱管狭窄症の方は、L5/S1の関節の反りが強いケースに多く、そのため脊柱管が狭小化し、馬尾神経が絞扼されやすくなります。
脊柱管狭窄症は年齢によるもの、だんだんとなってしまうもの、手術しかない…そう医師や他院で伝えられた患者様も多いのではないでしょうか?
僕も教科書や学校ではそのように習いましたが、L5/S1の反りを改善できれば、症状を緩和させれることは可能です。
手技療法って凄いですよね‼︎
脊柱管狭窄症についてはまた別でお伝えします。
↑左が正常なカーブ、右が反り腰、真ん中が高齢者に多い腰椎がストレート、もしくは曲がっている姿勢のイメージです。
腰椎の前弯が強い(過度に反っている)と腰椎が後弯している(曲がっている)では、同じ【腰痛】でも治療の仕方が変わってきます。
反り腰の方は骨盤や背骨を前傾させる原因となる腸腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋、腰方形筋、脊柱起立筋の硬さを緩めます。
逆に腹筋やお尻の大臀筋、太もも裏のハムストリングスを強くすることも大切です。
反り腰とは逆の、腰が曲がっている高齢者に特有な姿勢の方は、腹筋群や大臀筋、ハムストが収縮しやすい傾向にあり、重心が前方化し、背中の脊柱起立筋や多裂筋が過緊張を起こしているため【腰痛】が出現します。
筋緊張を取ること、生理的前弯を取り戻すよう可動域を拡大させることが大切です。
国民病とも言われる【腰痛】ですが、あるよか無い方が絶対に良いですよね‼︎
お役に立てるよう、今後も精進いたします‼︎
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柔道整復師・鍼灸師 宮原洋平 監修