【腰痛】について
2021年06月11日
こんにちは‼︎こころ鍼灸整骨院の前野です。
そろそろ父の日がありますが、何かお考えですか?
僕は芋焼酎でも実家の親父に送ろうかと考えています。
電気主任技術者の親父は、今も自営で働いています。僕が柔道整復師となり2年目の頃、仕事に悩み辞めたいと思ってた時期があり、食卓で「俺アホやからこれしかできひんし」とついボヤいた時
「これしかできひんってなった時が職人になった証拠や」
と親父に言われました。「やから俺は職人なんや」と。
あれからのらりくらりと30歳になり、今は親父と同じ職人なこと、親父と同じ晩酌が唯一の楽しみなことを誇りに思います‼︎
本日は【腰痛】について改めて考えてみます。
人間は二本足で歩き、動き、お仕事によっては主に立って作業をしたり、主に座って作業をしたり、前傾姿勢が多かったり、またスポーツによっては身体を捻ったり、ジャンプをしたりとさまざまな動作を行います。
その際上半身の負担の多くは腰椎(腰の背骨)と骨盤で受け止めているため、外傷、または加齢に伴う構造的な劣化で腰に疾患が生じます。
まず世代別に【腰痛】の特徴を分けてみます。
「若年者」
・椎間関節症・筋肉、筋膜性の痛み・椎間板ヘルニア・分離症(疲労骨折)など
「高齢者」
・椎間関節症・筋肉、筋膜性の痛み・骨粗鬆症性圧迫骨折・変性すべり症・コンパートメント症候群など
「若年者」と「高齢者」という違いだけで、根本がまったく異なることが多いです。
他にも仙腸関節性疼痛や脊柱管狭窄症なども多いですが、わかりやすくするため、今回は省いてまた別でお伝えしますね。
いわゆる【腰痛】とは、ある特定の疾患名ではなく腰が痛いという「症状」の「総称」であり、キチンと向き合っていくためには、まず痛みを出している、感じている組織や部位を探求する必要があります。
基本的な見分け方をご紹介します。
・『筋肉性【腰痛】』の場合、圧痛という押さえられての痛みが存在し、筋肉がとても張っていることが多いです。
一般的にはほとんどがこのタイプと言われています。
・『椎間関節性【腰痛】』の場合「痛む場所はどのあたりですか?」の質問に対し、右、もしくは左と指で示される場合が多く、痛みは片側性でほとんど下の部分です。
身体を反らした時や起床時の痛みが特徴で、お尻や太もも裏、外側にかけて痛みを訴えることもありますが、膝下を越えることはありません。
個人的に一番多いタイプだと感じます。ぎっくり腰や中高生、反り腰の方ではまずこのタイプを僕は疑います。
・『椎間板性【腰痛】』の場合、「痛む場所は?」の質問に対し、幅広く真ん中の部分を手のひらで示す場合が多く、体表から圧痛を拾うことが難しいです。
・『圧迫骨折性【腰痛】』の場合、立っていたり座っていると痛みはなく、ベッドなどで横になると痛みが出現した場合可能性が高いです。
これは荷重により骨折部がかみ合って安定するからだと考えられます。
また痛む場所から離れたところを叩いた際に、痛みが出現しても怪しいです。
年配の方で、意外とかなり見逃されている【腰痛】だと思います。
本日は【腰痛】をざっくりとご説明させていただきました。
次回以降、タイプに合わせた治療法や重要な筋肉など、さらに詳しくお伝えさせていただきます。
自分はこのタイプの腰痛かな?どのタイプの腰痛かな?と気になった方は、またご来院の際ご質問お待ちしております(^^)
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柔道整復師・鍼灸師 宮原洋平 監修