【ケガをした時】について②

2021年04月6日

こんにちは!

こころ鍼灸整骨院の金村です!

先週に引き続き【ケガ】をした時の対応について書かせていただきます!

先週は【アイシング】は使い方によっては痛めた組織の回復を遅らせてしまう事もあるとお伝えしました。

では実際に【アイシング】をどのように活用していくのか?

今回は二つご紹介します!

一つ目は痛みがかなり強く動くことすらままならないときです!

当院に来てくださった方でもベッドに寝転がれない等、施術を行うための体制が取れない時に【アイシング】をすることで一時的にでも痛みを軽減した状態で施術をさせて頂く事があります。

先週の記事でお伝えしたように組織の回復を遅らせてしまうリスクはありますが、一時的に痛みが緩和する、施術を受けやすくなる、といったメリットがあります。

二つ目は関節が脹れたり水が貯まっている時に、筋力低下が起こるのを防ぐ目的で【アイシング】を使うことがあります。

少し詳しく書かせていただきます。

筋肉は強い痛みがある場合や関節に腫れがあると反射性抑制と言って、その人の意思に関係なく筋肉の活動が抑制され徐々に弱く小さくなってしまいます!

この現象を防ぐ効果が【アイシング】にはあるとされています!

20分間【アイシング】を行うことで40分間程は脱抑制の効果があると言われています。

つまり、運動を行う20分前に【アイシング】を行った後の40分以内に運動を行うことで運動の効果を高めることが可能だと考えられます!

このお話を捻挫の処置(今回は一番頻度の多い内反捻挫)に当てはめて見ます。

捻挫には1度・2度・3度と程度があります。

1度は靭帯が伸びたり微細な断裂が起こり、軽度の脹れが起こります

2度は靭帯の部分断裂が起こり、高度な腫脹や強い痛みがあります。

3度は靭帯の完全断裂が起こり、皮下出血や関節の不安定性が見られます。

捻挫の程度が1度なら、炎症も軽度な場合が多いため早期から再発予防を行うことが大切です!

特に萎縮が起こりやすい腓骨筋という筋肉をメインに運動を取り入れていきます。

この際関節に腫脹がある場合は筋肉の活動を抑制しないように運動を行う前に【アイシング】を行うことで効率よく筋肉を活動させることが出来ます!

この記事をお読みになられている方に注意して頂きたいのは、

アイシング=運動効率が上がる

という訳ではないということです!

腫脹、熱感がなければ【アイシング】をせずどんどんリハビリをしていきます!

次に捻挫の程度が2度3度の場合は痛みも強く靭帯の損傷も大きいことが多いです。

その為【アイシング】を行うことで組織への血液供給を阻害し治癒を遅らせてしまう可能性がある為、安静を保つための固定などを行い【アイシング】は避ける。

または、痛みや腫れがあまりにも強く日常生活にも問題がある場合は、最終的な回復に時間がかかるリスクはありますが、【アイシング】をして痛みと腫れを緩和させてあげる。

といった使い分けが大事かと思います!

曖昧な答えになってしまいますが、何が正しい方法なのか?という部分については程度によっても変わりますし、その人がどう治していきたいのか?

という部分でも選択は変わっていきます!

当院では、ただ【ケガ】を治すだけでなく患者様に状態のご説明やご自宅でもできるケアも丁寧にお伝えさせて頂きます!

お身体のことでお悩みの方は一度当院までご相談ください!!!

 

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柔道整復師・鍼灸師 宮原洋平 監修

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